次回より千葉マリアの長男晃太郎君もサルビア家族会の御家族の皆様と共にRDプログラムのプロバイダーとして参加させていただきます。

SARSの入寮者は近年若い人が目だってきていますが 薬物依存症者のマニュアルでは、30歳近くなってやっと人の目に確認できる不審な行動を起こし、 そして気がついてみると、周りをがっちり巻き込んでいたりします。 巻き込まれた周りは必死で当事者を守ろうとします。 愛情で、献身で、説得で・・・更正させたい・・・と。 SARS入寮者の場合2〜3ヶ月入寮し多少しらふが出てきたところで、脱走計画行動するひとがいます。 SARS入寮時よりは多少元気になってはいますが、長い年月かけて病んだ依存症はそう簡単には回復しません。 ところが、「娘はもう直りました」と元の状態のままの部屋に受け入れてしまう家族。 そのような行動をイネブラーイネブリング(支え手)といいます。 イネブリングは結果として薬物やアルコールをやがて再発させてしまう支え手となってしまうのです。 共依存している家族の場合長い人生においては瞬間のはずのリハビリタイムがとても長く感じます、その寂しさを我慢できない。 家族も共依存しているのです。共依存も病気です。ですので理解することが第一なのです。勉強が必要なのです。 薬物の問題は、アルコールの問題は、家族や身内、知人の大きな愛情をもって対峙しても当事者には届きません。 ですが、薬物依存症やアルコール依症をその身体で体験し、死んでしまいそうだったその苦しみの中から生還し・回復をした人にとっては実体験として理解できるのです・

薬、薬、薬の連続、脅迫的にのみ続けっぱなしのアルコール等に、とらわれ続けている当事者は病気を拒否、否定し続けます。 が、やがてもう無理だと思える底つきを体験し、今日一日をクリーンでアルコールや薬物を止める事が出来ていけるように 同じ仲間とのプログラムで自分の問題を探索し新しい生き方を身に付けはじめるのです。 クリーンタイムの長い先行く仲間には、今病んでいる当事者の、 嘘も真実も何もかも当事者の気持ちを理解できるのです。 行動で現れ始めた、当事者を、その家族は肉親の愛で、力でなんとかしようと思っても、薬、アルコール、そして当事者にたいしても無力なのです 「うちの場合は特別だ。」と思いがちですが皆同じです。 当事者は今現在喜びをを与えてくれている薬物アルコールを手放すことは死んでしまうほどに恐怖、不安なのです。 唯一手助けできるのが先行く仲間です。回復者カウンセラーなのです。どうか現実の当事者をありのままに見つめて、 苦しんでいることを理解してあげてください!そして相談し、勉強をし、依存症を理解し、対応してください。 その手助けがサルビア家族会の役目です。

現在サルビアでは・・・アルコール問題とも向き合っています・・・そして・・・先行く仲間としての見本となる回復者カウンセラーとの面接もお取次ぎいたします。 彼ら彼女らの経験は・・・仲間としての信頼関係の基礎になり!依存症者に対し・・・計り知れない洞察力を持ち、依存症者が・・・何を使用し、何を感じているのか! 嘘なのか!本当に助けを必要としているのか?を・・・直感的に見分けることが出来る。その直感的洞察力は専門職機関でも学べない!ということだそうです! 新しい生き方をその手でつかみクリーンな毎日を生きている。先行く仲間と(アルコールと薬物は、若干違いがありますが)プログラムを通して新しい生き方の探索をしてみませんか?

サルビアでは少し悩み始めた家族や、多く悩みを抱えた家族、みな悩みの内容はさまざまですが 一歩先行く悩める家族も現、在悩める家族も、それぞれのメッセージを聞きながら 回復への道を一緒に考え、一緒に理解し、勉強して当事者に高い位置で底をついてもらう方法を、 勉強しせめて、ひと時の安らぎを感じていただきたい。と、思っています。 個人面談も受け付けます!気軽に参加していただき、悩んでいる今この時を、チェンジしプラス思考で暮らせる自分に戻しましょう。 薬物を(アルコールを)目の前にして、受け入れる事が困難な状態にあって、 しかし、目の前で今生きている命に感謝して生きていきましょう。 そして回復へ導くための家族の今までの生き方や方法から、更に新しい家族の力との出会い更に当事者との新しい関係を目指して・・・